昨年夏前から、ウォーキングを長く行う時間が取れなくなり、楽しく長く走ることをメインに切替えた。走ることを真面目に習った事がなかったが、一昨年からのウォーキングルート途中に入れていた山を軽く走るのが楽しくなり、トレイルランにのめりこんで行った。

昨年8月に、『HOW TO トレイルランニング』が出版されて、それに初動負荷理論について述べられていた。まずはこの本を参考にして身近なトレイルから試して行って、秋に初めてのト レランレース50kmに出て、制限時間内にゴールは出来たが足がボロボロになって最後まで走り続けられなかったため、楽な走りは無い者 方は無い物だろうかと色々興味を広げた。広げたと言っても、ツタヤに始まり、丸善紀伊国屋 などの書店で書籍を探すぐらいしか出来なかったが。

特に興味を持った走り方は、

 ・初動負荷理論の走り方

 ・伊藤浩司100mアジア記録保持者の方の走り方

で、初動負荷は、『小山裕史のウォーキング革命』『 「奇跡」のトレーニング』を読んだが、いまいち分からなかったので、昨年末近くに鳥取のワールドウィングにて初動負荷キャンプに参加してトレーニングを受け、その入門的な動きはあらかた教えて頂いたのだと思うが、多分まだ身について活用出来るレベルにはなっていないのだと思う。

初動負荷の本を読んでいくうちに、伊東浩司選手のエピソードが出てきたので、『最速の走り方』『最強ランナーの法則』等を入手し読んでいた。私は、サッカー暦が長かった割に短距離が遅く、相手より先に動き出す事でプレーを誤魔化していた方だったから、速さを求める書籍を読むのに抵抗が若干あった。ただ、日本人に向いているという、すり足走法なるものでトレイルを走るとどうなるのだろうなどと思っていた。


ふと、それぞれの走りの写真を見ると、基本が共通している様に見えてきた。


これは、個人的なブログで営利を目的としないから良いのでは無かろうかと思って、写真を撮ってみた。

まず、『最速の走り方』のすり足走法。



着地の足が垂直なのはのぞいて、後方にストライドが伸び、低く足を降り戻している。


これだと良く分からないので、『最強ランナーの法則』の伊東選手自身の写真は以下の様に、着地の瞬間は別として、重心より後方に、垂直軸を斜めに保持しながら着地して、後方にストライドが滑らかに伸びているように私には見える。私には、ご本人のフォームは、後方の足の巻き込みが小さいようには見えないが。。。



次に、<気>ランニング。これは、長距離、ウルトラ、トレランを活躍の場とされているランニングコーチのフォーム。写真はジョグの雰囲気だから、速度は緩やかなので、体の軸の傾斜角は緩い。


そして、How Toトレイルランニングの、田中正人氏の走り。

これの、上段のトレランの走りが、伊東浩司選手の走りで速度を抑え目にした様な雰囲気に見える。

いやいや、下段の写真は、踵着地を除けば、伊東浩司選手の走りそのものに見える♪ すごいなぁ。この方は、私と同世代で似たような若い時代を過ごしていた経歴の様なのだが。


今週は帰省から戻ってから風邪引きのため、残念ながらランニング、トレーニングは出来ていない。今日も、ゆる体操を少し、初動負荷のマシン無しで出来る運動を軽く行ったのみ。

今週末には、初動負荷の動きに加え、これらのフォームのポイントにも気を付けつつ、天候や雪の状態に応じて、久しぶりにトレイルへ行ってみようと思う。


帰省して穏やかな時間を過ごした事もあるが、現在66kg近辺となってしまっている。困った物だ。

夕方体重計を見て、明日から再び歩くか、あるいは、走って通うにはどうしたら良いだろうと強く衝動がよぎったが、無理な行動は取らずに、帰宅後のランニングをもう少し長めにするか、糖質の採取をさらに見直すかで調整しよう。