Running Science♪ 【測定まで】

今日は、5時過ぎにすっと目覚まし時計で目覚めて出発。

神戸市西区高塚台 アシックススポーツ工学研究所 へ向かった。

今日は、『ランニング能力測定』の測定まで完了。測定結果は後日送付されるらしい。とても充実して、楽しい1日でした。

学生時代には、脳波、心電図、呼吸、など生理的な指標評価のための測定も沢山行っていたので、余計に楽しかった。



建物の裏側

 ※正門から入って近い入り口は閉まっていて、右の通用口から入る。


尋ねなかったが、研究所の施設の中での測定だったので、中で写真は撮らなかった。


今日の参加者は、私以外に、30代のトライアスロン選手、20代の自転車の方。若者2人と私とで別れて測定。

最初、建物から少しはみ出したトラックのコースで10数m走ったときに、幾つかのペースでランニングフォームを撮影。これも後日CD−Rに保存して送付頂けるみたい。ゴム?のトラックの反発がかなり良く、ずいぶんそぉっとゆっくり走っても、軽くキロ4分弱になる。


次に、脚筋力測定。さすがに、トレイルメインで、普段から坂道ばかり走っていることもあって、ハムストリングスの筋力はそこそこ普通以上に有るらしい。


次に、アライメント測定。顕著に悪いところがある訳では無いが、分かってはいたが、股関節、特に内腿が硬い。ストレッチをやって柔軟性を増すべしとのこと。



最後に、全身持久力測定では、ホームページの写真の通り、

 トレッドミルでビルドアップ走(漸増負荷テストと言うらしい)
 管のついたマスクをつけて全ての吸気と排気を測定
 心電図を測定

で実施。


ジョグペースで、1分ごとに少しづつ速度を上げていく。
とりあえず今日は、初めてのトレッドミルでは有ったが、

 ・若干フォアフット気味に着地に腱のバネを活用。
 ・足の降り戻しに注意しつつ、真下で丁寧に着地するように。
 ・吸気3回排気2回ペースで始め、途中から、吸気2回・排気2回に切替え。
 ・ピッチは180歩/分のペースで維持。


基本は、AT※(Anaerobic Threshold)の心拍数とペースを求める事らしい。そして、ATを超えてキツイと感じ出す付近(RCT:Respiratory Compensation Threshold)までの測定を行うのが基本。今日の参加者は、比較的それなりに走っている3名だったのでそれぞれ最大心拍近くまで走ることに。

 ※原理は異なるようだが、健康な人では、AT=LT=VTとなるらしい。

トライアスロンの方が最初に走り始めて、キロ3分10秒ほどまで上げていってかなりガンガン言わして走っている。一番驚いたのが、靴がゲルカヤノみたいな重そうな練習靴でそのペースで走れるパワフルさ加減。最大心拍数200を越えてたみたい。恐ろしい。


自分は、どこまで行こうか、まだまだ行ける、まだまだ。このトレッドミル結構行けるなぁ。でもだんだん息が荒くなって来たかなぁ、汗ばんできた。呼吸を、三回排気・ニ回吸気から、ニ回排気・二回吸気に切り替え。次はキロ3分半だ。どうしよう。微妙に速度のコントロール精度が悪くて、徐々に手前のバーに近づいて行ってしまう。行けるか、どうしようか、う〜〜む、お終い! 

っと、キロ3分40秒ほどまででトレッドミル終了。悩みつつ、自分をいまいち追い込めず、まだ行けたかもだが、189bpmぐらいと、ほぼ最大心拍数がそれぐらいなのか、あるいはそれがRCTの心拍数なのか 聞いてみると  今回の最大心拍数184bpmだった。(2011/3/7追記 ATは153bpm、RCTは171bpmだった。 )


測定のあと、全体的な説明と、若干の質疑。以下の冊子が頂ける。(非売品)


他の方のブログにも書いて有ったが、

『 レベル4:サブスリーを目指すランニング量 』

の例で、週間走行距離が20週のトレーニングスケジュールでも最大67km/週にしかなっていない。それに、週に3回も走らない日がある。
(それで達成出来たら誰も苦労しないだろう。。。とつぶやき)

確かに、私の様な境遇の人間は別として、普通に所帯持ちの人は、週5とか週6で走っていられる人は少ないか。。。毎日、数kmだけ走るよりは、ATやRCTの心拍数を認識しつつ、16kmとか、30kmとか、休足日を挟みつつの方が疲労も溜まらず故障もしにくくて良いのか。。。

でも、アシックス関係の人が書いた本だから、もともと短い距離でのスピードがある人を無意識に想定してしまっていないか若干気になる。。。

測定結果まとめと、コメントを頂いて、自分のランニング練習に生かして行きたい。