環境放射能水準調査結果のまとめ

 週末以降、データにアクセスする時間、テレビを見る間も無かった。

 溜まったデータをまたグラフに整理して改定。
 データが増えたので、エクセルの横に入れていたものを、縦に変換。
 データが増えると、横にするとすぐに一杯になるのは分かってはいたが。。。

【元データ】

http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm

【グラフと簡易的なまとめ】

環境放射能水準調査結果r7 0329改定0 グラフ全体
環境放射能水準調査結果r7 0329改定0 グラフ全体 posted by (C)jun-sky

 元画像はこちら。
 http://photozou.jp/photo/photo_only/1298953/73331403

全体としては、数値が単調減少の様に見えはする。こちらは、放射性同位元素が風に飛ばされて飛散し、沈降して漂う事によって生じる数値かと思います。


気になるのは、私に限らず海の事では無いだろうか。NHKの報道によると、

 25日 放水口南 330m採取の海水 1250.8倍 ヨウ素131
 26日 放水口南 330m採取の海水 1850.5倍 ヨウ素131

 27日 放水口北 30m採取の海水  250倍   ヨウ素131 

別な方角の、異なる距離のサンプル濃度を提示されてもどう比較出来るのだろうか。理解不能な感じ。。。

テレビの会見とか見れていないので分からない。それすら気付かない記者だとしたらその記者の方は疲れきっているのでしょう。


海に漏れるということは、その放水口に繋がるルートを塞ぐと言うのが誰が考えても上がり前なことだろうが、破壊された岸壁の状況からその打ち手が無いのだろうか。

岸壁に面した放水口周辺がどうしようも無いのだとしたら、

 ・内側からコンクリで固めていく。
 ・岸壁側には、深く鋼矢板を打ち込んで、板の内側にコンクリを入れて固める。

といった素人的なことしか連想出来ないが、土木建築の知識が足りず。


 また、色々な箇所に高濃度の放射性物質を含んだ水が大量に溜まっているということは、その水が溜まっている箇所は多分にコンクリートで床と壁が構成されているのでは無いだろうか。床と壁と天井までが、鉄板や、鉄もステンレスで構成されているとは考えにくい。


普通のコンクリのピットの様な箇所だとしたら、長い間にコンクリートは劣化し、ひびが入り、地下水が染み出したりしている状況が私には連想されてしまう。

配線工事の方が、たまり水に脚を入れて被爆されたということは、ピット内に多少の水があろうが構わずその施設では普段から普通に工事を行っていたので、習慣的に何の疑問も感じなかったことが私には連想されてしまう。

そして、普段からコンクリのそこかしこが ひび割れて、漏水すているようなピットに、大量の放射性同位元素を含んだ水が蓄積されたとしたらピットの水圧は当然地下水の水圧より高くなるためにピットから今度は外側へ圧力の低い側へ自然と漏水して行くのではないだろうか。

これらの連想は、私の素人的な連想で、杞憂に過ぎなければ良いのですが。