最大心拍数、無理の無い心拍数のペース
今日は、気分は悪くなかったが、若干残業して遅くなったのと、少し寒かったのでランニングはお休み。
走らずに色々読書♪ そして、色々計算!
最大心拍数の計算式が、色々な本や資料によって、色々な計算式で示されているのを目にすると思います。
・SUUNTO t6cの取扱い説明書 P40
自分の最大心拍数が不明な場合の計算式
(210 − (0.65 × 年齢)) [BPM]
・PolarRS800SDの取り説の説明(CDより)
一般に利用されている公式
( 220 − 年齢 ) [BPM]
によってもHRmaxを推定することができますが、研究の結果、この方法は、
特に高齢者や長年トレーニングを積んでいる人には正確に当てはまらないことが分かっています。
最高心拍数を割り出す計算式で最も正確なものは、
207 − 年齢×0.7 [BPM]
である。しかし、個人差があるので、実際の最高心拍数はこの予測心拍数と10bpm以上の差が出る可能性もある。
現在43歳の私の場合は、
SUNNTO 210 −(0.65×43)≒182 [BPM]
Polar 220 − 43 ≒177 [BPM]
アドバンストMT 207 − 43×0.7 ≒176.9[BPM]
という値になる。
これらの数値が、統計的に意味があるとしても、どんな体型でも、どんな運動経験でも一律に同じ年齢だったら、この値になってしまう。そのため、ある運動をするのに、適度な心拍数がこの数字によって求められるとは想像し難い。
PolarのCD−Rのユーザーズマニュアルや、アドバンストマラソントレーニングP30−31には、心拍予備量(心拍予備能力)という、最高心拍数と安静時心拍数(朝目覚めた時の心拍数)差分の%を考慮する数値が示されている。
ここで、
心拍予備能力 :HRR
最大心拍数 :HRmax
安静心拍数 :HRrest
HRRを用いて、トレーニング時の心拍数は、以下の式(カルボネン方程式というらしい)で求められるそうで、安静心拍数に対して、心拍予備能力の所定パーセンテージを加算して求められるという
トレーニング時のHR = ターゲット強度(HRmax - HRrest)の% + HRrest
アドバンスト・・・のP31には、対心拍予備量(%)の値として、
マラソンペース走 73〜84
ロング走 65〜78
が示されている。走暦の浅いランナーはこの最小値、トップクラスの人は最大値が良いと書かれてている。(アドバンストの著者は、そもそも フル2時間11分43秒がベストらしいので、この人がトップと言えばメチャクチャ トップなのでしょう。)
私の心拍数の数値で計算してみよう♪
最大心拍数 :HRmax 177bpm(分からんので仮に計算値を活用)
安静心拍数 :HRrest 43bpm
マラソンペース走の心拍数=0.73〜0.84×(201 - 43)+ 43
≒153〜176
ロング走の心拍数 =0.65〜0.78×(201 - 43)+ 43
≒145.7〜166
ここで、マラソンペース走の心拍数数値を見て、先日東京マラソンの出だしの心拍数は163bpmぐらいだったので、やはり私の浅い走暦からして私の心臓ではこの心拍数は高すぎだったのでしょう。
しばらくして、155bpmぐらいに落ち着いて(実際ペースはキロ4分20〜30ぐらいになって)ハーフまでそんな感じでした。最初から、155bpmの心拍数でコントロール出来ていたら以後もそのままいけたのかも知れませんが、スタート時163bpmとかで、気持ちは軽快な感じでも過負荷な走りをしてしまったために、15km辺りで結構きつく感じてしまっていたのかも知れません。
そして、ロング走の心拍数は145〜166bpm。
これぐらいの心拍数の数値として思い出されるのが、2009年におんたけスカイレースに参加した時、やはりお鉢周りはきつかったですが、最初145〜150bpmの心拍数の数値に抑えていたお陰で(心拍数を見て、心拍が上がると即歩いた)、昨年のタイムより1時間短かったのでした。
当面の、ロング走のトレーニング、つまりトレイルランニングの練習や、30数キロのレース参加時には、あえて心拍数を上げるのではなく、150bpm前後で心拍数コントロール(積極的に歩く)様に試してみよう♪
ただし、最大心拍数 HRmax は、上記計算式の推定値では無く、実際の最大心拍数を求めてみないと正確な目標心拍数は求められないのだと思います。 どっかで測って見よう。