東京マラソン初参加、失敗の整理

初めての東京マラソン参加、昨年以来 人生二回目のフルマラソン参加。


ハーフは1時間30分程、ゴールは3時間38分00秒(さん、ざん、や、おーー)という感じで、自分的には二回目のフルで悪くは無いが、失敗レースでした。失敗の原因が、自分自身のランニング以外の食事に関する事(と思える)ものなのが、余計に残念。<2/28追記>さらに、前半スタートから5kmほどが下りなので、あまり厳しくペースを管理するよりは体感に無理ない走りをしてみようとためしたのですが、前半15kmぐらいで既に疲れと辛さを感じたので、結果前半飛ばしすぎでした。


これからは、メインのトレランの練習、レースに注力するので、今年の秋にチャンスが有れば、三度目のフルマラソンに挑戦するかも♪




■都庁周辺
 朝、7時過ぎに着いた時は少し寒かったが凍えるほどでも無かった。
 都庁周辺は、表にでても直接日差しが当りにくい感じだった。






■レースへの参加状況 ラップなど

 今回は、スタート時の感じから、あまり無理のないペースで、抑えすぎないように行こうと思っていた。

  5km 20分50秒
 10km 41分48秒(20分58秒)
約15km 63分28秒(21分39秒)

 冷静に考えると、これらのペースはキロ4分10秒ぐらいなので、私に維持し続けられるペースでは無く、15kmの距離でのこのタイムは、自分の記録の中では一番速いペースだったのだと思います。10kmを過ぎて、日比谷通りを品川駅まえに向かっている、地図上では平坦なはずのあたりの微妙なアップダウンがすでにきつい上り坂の様に感じてしまっていました。

 15kmの手前当たりですでにきついなと感じ始めていた頃に、3時間ペースのビブスを着たペースメーカー(?)に抜かれ、すでにきつく感じていた私は全然ついていく事が出来ませんでした。3時間にしては少し速すぎるのでは?と感じました。 

次に、少ししてから、良い感じでペースを刻んでいる20〜30人ぐらいの集団が来て、もしかするとその集団がサブスリーを目指してらっしゃる方々なのでは?とあとから思いましたが、2−3kmは着いていきましたがついて行けず。そのあたりからペースが気になるようになって、キロ4分30秒ぐらいにどんどんと下がって行きました。



【 食事中、食事前の方は以下を読まないで下さい。 】



 20kmを過ぎて、給水してしばらくすると、急激に大をもようし、そのまま走れる感じでは無くなり、急遽次のトイレの表示のところでとまりました。トイレは、地下鉄の階段を下りて、少し走り、駅の改札の中を通った奥でした。なんとか済まして、再び階段を登って地上に出て走り始めました。 再び走り始めるも、ペースはキロ5分30秒ぐらいになって、全然上げていけなくなりました。これぐらいのペースになると、スパイダーマンとか、ニモ、一休さんとか、着ぐるみを着たランナーの方々とか、普段もう少し速い人がファンラン気味に走っている人と併走したり、抜かれたりするようになってきました。着ぐるみランナーには応援の声が良く掛るが、他の走者には特に声が掛らないので、変に余計にめげました。

 30kmを過ぎて、給水してしばらくして、さらに再び急激に大をもようして、ふたたび走れなくなり、次に見えたトイレのところでとまり、やはり地下鉄に下りて、確か改札脇のトイレに入り、けっこうな量を済ましてから、再び地上に出て走り始めました。さらにどんどんペースが遅くなって、キロ6分30秒ぐらいまでになってしまいました。

 こうなると、もう、周りは全然ファンラン気味の雰囲気のランナーの方が増えてきて、どうしたものか。銀座、日本橋、浅草と走り、雷門を見て、スカイツリーを見て、再び銀座に戻っていく辺りは、沿道の観戦・応援して下さる皆様が多いので、気持ち良く走れる筈なのですが、体調もだめで、ペースも落ちる一方で、なんか同じところをぐるぐる周っている様な変な錯覚に陥り余計に落ち込んでいきました。このまま最後まで走り続けて完走するのだろうか、一瞬悩みました。

 35km手前だったか、普段トレランレースで交錯することの多い、大きなリュックサックを背負って走る有名なランナーの方が、今回もその大きなリュックを背負っての参加で走っておられました。たしか、入船橋の辺りで抜かれて、全然着いて行く事が出来ず。相変わらず、個性的ながら凄いトレーニングを継続されている。


 次に、36kmか37km付近で、3時間30分のペースメーカー多数を含んだ大集団が近づいて来たので、なんとかペースを上げて、さすがにこれには着いていけそうでした。ただし、35km地点の給水の影響か、またお腹が冷えてきて、徐々にもよおして来る。着いて行けそうでしたが、あと5km、それを保持しつつゴールまで辿り着ける自信が徐々に無くなって来たので、東雲付近のスーパーを通り過ぎた辺りに有った今度は地上にある仮設トイレに入り用を足し、再び走り始めました。

 ※ゴールしてから、20km〜35kmは、大分朦朧としていたのか、トイレには5回ぐらい行ったと、自分で思い込んでいました。帰宅後、t6cのグラフの速度の急下降するところを見ると、トイレは3回だけ。純粋なトイレタイムは、速度・心拍数の急落した区間だけ計上すると12分だけでした。

 走り始めても、ペースはキロ6分近く。私の普段のLSDペースです。昨年10月〜11月頃、3時間とか30kmとか、距離を決めて、キロ6分とか7分とかで超LSDと言いつつ、有酸素運動機能をアップしようと練習を行っていたのですが、ふだん平地を淡々と走り続けるのは難しいペースになってきました。

 そして、最後は有明の、天気が良くとても気持ちの良いロードを少し走ってゴール。

 あまりにも、オーバーペース、体調不良と、自分として良いところが無かったので、完走はしましたががっくり来ました。

 そして、完走後、汗も完全に引いて、汗冷えも無く、心肺も・足腰も疲労感が無い。

 今回は、体調やランニングの調子は理想的な状態からは程遠かったのですが、自分の持てる力を全部出し切る走りをしたいと思っていましたが、全く出し切れた感じには程遠く、それが残念でした。そういう、体調維持や、自分の力を出し切ることも含めて、自分自身の走力なので、まだまだそういう領域には程遠いなぁと痛感しました。

どんどんペースダウンするのが、一番残念な結果なのですが、自分への戒めをこめて張り。基本的に、本当の事しか書いていない(書けない)が、良く無い結果も貼っとかないと。



最初心拍数が一瞬200bpm近く上がっているのは、測定誤差か?安静時心拍数50少々 40少々(40〜45ぐらい)なので有り得ないと思います。
( 3/2追記 自分の安静時心拍を間違えて書いていた。これを配慮して、心拍数維持でのランをもっと試そうか。。。 )



高度が、最後ドンドン上がっているのは、気温が高くなって湿度が下がり、気圧も下がったためか? 

今回のグラフは、スントのt6cのグラフです。
ポラールのフットセンサーは、以前に山を走ったときに3個木の根に当てて潰したので以後買っていない。
最近試していた、猫ひろしさんのARES GPSは心拍計センサー別売りの物を入手していたのですが別売りセンサー売り切れでした。t6cは、ポラールに比べるとグラフの表示が簡素な雰囲気ですが、結局フットセンサー壊れないし、速度の表示もARESはGPSなのでそれよりは正確な感じ。

そう言えば、猫ひろしさんのタイムは、自己ベスト更新し 2時間37分49秒 と、凄すぎます。あやかりたい。(キャラは別として、尊敬します。)忙しい筈なのに、ブログに書いている以上に凄い練習してるんでしょうが、どうやって練習すると、こんなに強くなれるのか興味津々です。


■コース周辺のトイレ

 今回、レース中に東雲で入ったトイレ以外は、仮設トイレで無く、地下鉄の中の、改札の中、あるいはホームの中のトイレだった。

 なので、こんなに沢山の回数を、フルの間に入るひとは他に居ないでしょが、ホームのトイレは、階段を上って降りて、改札の駅員さんの脇を通って入り、場合によって何百メートルか移動してから用をたすので結構大変でした。


■受取った物品

レース前:参加者Tシャツ、アミノバリューのオレンジ手袋

レース後:完走メダル、タオル(大)、
 バナナ、ミカン、東京の水アミノバリューエアーサロンパスカロリーメイトジェル、ソイジョイ、おにぎり。




■失敗の原因、食事に関して

失敗の要因は、

・準備不足
 昨年末の風邪以後心配、マラソンペース回復出来ず。

・オーバーペース
 気持ち良く速くの走りは練習であって、レースでやるとすぐにつぶれるだけでした。というか、気持ち良く速くで走り続ける練習もまだまだ出来ていない。

・食事の失敗

 以前にトレイルランナーの方の話をお聞きして、マルコオルモ、スコットジュレク、トーファーゲイロード(Topher Gaylord 現在THE NORTH FACEヨーロッパ副社長 らしい)、鏑木毅さん と 超長距離を走るランナーの方々には、ベジタリアン あるいは 肉や乳製品を食べないと聞いたことが有りました。

 私自身、昨年7月のおんたけウルトラで、今回と同じようになってリタイヤして以降、しばらく経ってから、ほぼ肉抜き・乳製品抜きですごしていました。肉抜きといっても、魚、野菜は食べ、大豆・豆乳は積極的に採るようにしていました。


 それが、今回東京に行って、そういえばワイナイナが自己記録を出した時は前日にステーキ食べたって本に書いてあったよなと思い出し、以前から良く食べていたステーキハウスによって食べてしまいました。体調も、いまいちすっきりせず、力が無いような感じも有ったので。ステーキ久しぶりだけど、良く噛んで食べれば大丈夫だろう!と、最近やっている、一口30回噛みできちんとかんで食べたのでした。

 今回実家に泊まったので、帰宅すると母が気を使ってステーキを用意してくれていて、昼もステーキだったんだよねと言いつつ、それも良く噛んで食べてしまいました。

 結果的には、ほぼ半年ぐらい食べていなかった牛肉を、良く噛んだとは言え沢山食べて、腸がどうも受け付けてくれず、下してしまったのだと思います。自分の主義を決めて、ひたすら守って来たのに、せっかくの東京マラソンの前日、お祭り気分も合って食べた牛ステーキ。

 帰宅して母と子供の頃を話すと、やはり普段から牛は殆ど食べず、魚と鶏肉しか食べず、たまーに試験とか受験の前になると母が気を利かせて牛ステーキを出してくれていたので、ここ一番という時は牛ステーキという感じも有ったようです。

 ※今回はコーラックは試さなかったので慣れない薬の服用の影響では無かった。
  先日試した時に、遅れて数日緩くなり、自分には使えないとおもったので。
  特に、その時の影響が残っているとは自分の体感的には思えないが、分からない。


別な意味で、口はわざわいの元と言うか、自分自身の浅はかさで体調を崩してしまいとても残念。

再び、もとに戻して行こう。