今日は、8月8日、土曜日。 あれの夜間走練習会に参加。


http://www.east-wind.jp/kocci/modules/eguide/event.php?eid=54



土曜深夜23時30分、東京都あきる野市 JR 武蔵五日市駅前に集合。

 

駅に着くと、改札を出て右奥にコインロッカーがあって、そこに着替えと、翌朝食事を収めた。そのコインロッカーは未明(2時だか3時だか)に料金が更新される仕組みになっている様で、23時から翌朝の収納でも、翌朝出す時に料金を入れないと空けられない。


この駅は、駅前から通りに出ても、結構遠くまで暗くて、すぐ近くにはコンビニは見当たらなかった。参加者のうち何人かは、駅から出て右の方に走っていって、水分や食料を買って帰っていた様子だった。私は、特に現地で調達するものは無かったが。


上記のページの通り、以下が指定されていた。

【持ち物】
●走れる格好(推奨:長袖化繊シャツ、ロングタイツ、ソックス、トレランシューズ)
●フリースジャケット(マイクロ100程度のもの。防寒用の中間着として大変有効です)
●レインウエア(ゴアテックスなどの透湿防水性のものを勧めます)
●ヘッドランプ(6時間以上点灯すること)
●予備電池
●防水マップケース(ジップロックで代用可)
●水筒(キャメルバッグに代表されるチューブ付きタイプが便利。2リットルくらいの容量を勧める)
●飲料水と行動食
●コンパス
●腕時計
●テーピングテープ(非伸縮タイプ、幅38mm、1本)
●持ち帰り用ゴミ袋
●トイレットペーパー(少々、急な催し用に)
●タオルなど
●保険証またはそのコピー

 ※自分は、フリースジャケットは持ってなかった。


ここで、田中正人さん他、スタッフの方の挨拶、ハセツネクラブの方の挨拶、全体の説明が行われた。

そして、持参指定されていたテーピングを是非ともここで行うようにと、強くアドバイスされ、全員がその周辺に座り込んで、ソックスを脱いでテーピングを行うことになった。

私は、テーピングをして失敗した経験しか無かったので、半信半疑というか、1信9疑ぐらいの印象で、もし足が痛くなれば、途中の休憩ポイントで全部取れば良いのだと言われて、仕方ないので嫌々ながらテーピングを行うことにした。


推奨されたテーピングは、非伸縮性の白いテープで行うもの。

アンカーを2巻き実施。くるぶしから、こぶし一つ分ぐらいの位置に。2巻き目は、少し下にずらして1巻き。

次に、スターアップを3本。一本目は垂直に、二本目、三本目は、一本目に対してクロスするように先端と尾端をずらして巻く。 足底部では、足首の真下にテープが来るようにして、内側(足の内股側)から外側へ引っ張りながら巻いていく。


http://www.battlewin.com/cource/howto_roll/ankle/02/index.html
http://www.battlewin.com/cource/howto_roll/ankle/02/02.html


ここで注意しなければならないのは、足底部で前後に幅広く巻いてしまわない様にすること。

今回巻くときには注意くださっていたが、その様にしてしまうと、足底筋への血流が妨げられてしまいそれによって痛くなるのだという。


私の失敗経験で、新城トレイルレースに参加したときに、このスターアップを、土踏まずにまで重なるようにして巻いてしまって、15kmぐらい走って、足裏に激痛が生じて走れなくなってしまったのだった。 歩いていてもひどい激痛だったので、リタイヤしようと思ったが、リタイヤするにしてもスタート地点まで降りるしか無くて、途中のエイドでマッサージをしたらどうかとアドバイス頂いたときに、スターアップを外すと痛みが無くなって、しばらくするとダッシュで下りを走れる様になって、ゴールするときだけは気持ち良く走り抜ける事が出来た。


今回は、アドバイスの通りにスターアップを巻いたところ、登りで一回足をひねり気味に転んだし、それ以外に数回足首を捻りかけたが、ダメージは皆無だった。 そして、日の出山に辿り着くまでに、概算10回近くは、スターアップのテープが引っ張られてそれによって足首を捻らず、また、無駄な踏ん張りをしないで済んだ瞬間が有った。 なので、特に夜間走行で、行った事も無いトレイルを走る場合には、このテーピングは、私にとっては必須だった。


また、夜間走行に限らず、トレイルランニングへの挑戦を始めたばかりの人は、このアンカー2巻き、スターアップ3本は是非試す事をお奨めしたいと思います。体重によっては、スターアップの本数を増やしていくと良いらしい。

 ※最悪、変な感触が有った場合は途中で外せばよいので。


その他、途中でトレイルでの走り方を随所で習ったが、あまり克明に覚えていないし、ムービーを録りそびれたので自分のレベルでは言葉では説明しきれないので止めておく。だいたい、以下の書籍に書かれていた事を実地で習った様な感じだった。

 HOW TO トレイルランニング

 (株)スタジオ タック クリエイティブ ¥1900.−


その他、装備的にとても参考になったのは、湿度が高く(途中で測ったら、気温26℃、湿度90度だった)霧が出るかその寸前の様な大気では、ヘッドランプの光は 大気中の水滴に乱反射して地面からの反射光が見えなくなって役に立たなかったこと。

 ※気温26℃で全然寒くは無いが、体からの蒸気が霧になって見える。

手持ちの140ルーメンのハンドライトを持参していたので、それの光を腰ぐらいの低い位置で地面に当てて、その反射光を見るようにすると、大気中の水滴からの反射光があまり来ないので地面を視認しやすかった。

私は普段、肩の位置にヘッドランプを固定していたが、多分胸から腰に掛けての高さにヘッドランプを着けて、地面に光を当ててその乱反射の光を見るようにした方が天候に関わらずに見やすく出来るのでは無いかと思う。


また、まだ検討中らしいが、各標識の上に、点滅するランプを置いて表示していたらしいが、あまりにも運営側の負荷が高いらしくて、標識の上には反射式のテープ(検討中らしい)に換え様としているらしい。

分岐点には、分かるように全行程に渡って、以下の杭を打っているとの事で、この杭が分岐で無くなっていたら、それはコースをロストしているという事らしい。

 

途中、若干雨がぱらつく様な感じだったが、最後までひどい降りにはならずに済んだ。

湿度90%超だったので、大気は快適とは言えなかったが。途中から、写真も結露がすごくて撮れなくなった。

 


ペースは、全体としてゆっくりだったが、最後の下りは各自フリーなペースで走れるということだった。

期待していたのだが、田中正人さんは、後半のゆっくりペースの組をフォローするとの事だった。

前半は、佐藤英人さんが先導されて、途中前半の組のまんなかぐらいから着いて行ったが、楽しめないなと思って途中からペースを上げた。そして、一旦休憩とのことだったので(たしか、つるつる温泉の看板のとこ)、湿度を測ったりしているうちに再度スタートしてしまって、センサーをしまっている間に10数人は出て行ってしまった。 しばらく前の人に着いて行っていたが、微妙なアップダウンで前との間隔がどんどん開いてしまうのに気付いて、先に進むことにした。

しばらく、微妙なアップダウンを走りながら下って行ったが、最後の下りの手前の休憩点に、佐藤さんと、参加者二人、田中(陽)さんの走りを見ることなく着いてしまった。残念。 速くて、ハセツネの最後の下りに慣れている方々の走りを参考にしつつ楽しく走りたかったのだが。。。

最後の休憩点で色々聞いたが、今回の日の出山以降の行程は、ハセツネの全行程の中でも最も楽な行程なのだという。初めての地のトレイルで、初めての深夜の夜間走だったのでけっこう緊張して疲れた。



[食事][BM][からだカルテ]

【食事】

  • ラン後 コカコーラ350cc、ゲーターレード500cc


【からだカルテ】 体重計の表示まとめ : 変化無し。

  • 昼 体重63.2kg、体脂肪率6.9%、基礎代謝1610kCal、体内年齢17歳、筋肉量55.8kg、骨量3kg