今日は、お休みで、天気も悪くは無いが、何もする気が起きない。

いろいろ気になることの数字を整理。下記に色々載っていました。
どうも腑に落ちないし、数値の根拠が明確になっていない。
5000msV、6グレイ、だれが出した数字なのか。。。


放射能濃度一覧のグラフが表示されているようですが、福島と宮城が欠値のまま(福島は元データの数値の値が記載されていない。宮城は元データの数値はあるので、グラフ表示のサイトのミスか?)


茨城県水戸市は3月16日7時以降に一旦顕著に上昇している模様。
NHKのサイトの記事によると『福島第一原子力発電所4号機の原子炉がある建屋から炎』 が生じて、炎が見えなくなるまでの時間帯と対応している。



自然に発生する放射線量は1.5 - 7 mSv/年とのこと。
(でも日本列島は0.99という数字もある)

温暖化の説明でもそうだが、時に科学者は自身の立場と研究費確保のために、
数字を加工する事が有るのは、良く知られている事です。


自然界の放射線被爆が発生しているから同程度は影響が無いと言えるのか? 
別にこれで全然大丈夫だと言って、誰かが保証してくれる訳では無いし。
保証してくれようが、くれまいが、実際の影響が分からないと無意味だし。


自然界に発生する放射線は、汚染物質が飛散してその物体の付着や、
体内に蓄積されて受ける場合の様に局部に集中して受ける場合と
同じである証明されているのだろうか?

勿論、根拠となる情報源に関する記載は載っていません。


私が個人的に気になるのは、
 『P18 低量被曝による危険性の増加が検証できないためよくわからない。』
というところです。

過去長い年月に渡って研究され続けている筈で、色々な動物実験なども
多種行われてしかるべきな筈なのに、高名(らしい?)学者さんが
良く分からないとしか述べられないところが象徴的と私には思えます。


放射能濃度一覧】

全国
http://atmc.jp/

全国の放射能濃度一覧
全国の放射能濃度一覧 posted by (C)jun-sky

水戸市
http://atmc.jp/?n=8&d=110316

茨城県(水戸市) 全国の放射能濃度
茨城県(水戸市) 全国の放射能濃度 posted by (C)jun-sky


元データは以下なので、数字を抜粋してグラフ化すると以下の様になる。

元データ
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/03/16/1303724_3_1.pdf


こうしてグラフ化して改めてみると、福島(双葉郡)の数値は災害の影響で測定値が得られないとして、群馬(前橋市)も15日が一部欠値となっている。ただ、15日は埼玉(さいたま市)、16日は茨城(水戸市)で数値が顕著に大きくなっている。仙台は平均して高めだが、水戸より低い。宇都宮市は常時高めとなっている。 

それぞれの爆発的な事象と時間的に符合し、風向き等を考慮するとどの事象と符合するのか明確になる筈だと思うが。(この程度の事は、マスコミが容易に解析出来るはず。 行っているのか? 部屋にテレビが無いので分からない。)


2日間の平均値を求めると、北の方は普段より数値が低めになっているのに対して、仙台は3.3倍、水戸は5.9倍、宇都宮は4.7倍、群馬は7倍、埼玉は3.9倍、市原1.4倍、新宿1.5倍、茅ヶ崎1.4倍と南は平均値の最大より顕著に大きくなっている。


 エクセルの画面コピーに過ぎませんが、以下で大きな画面なら詳細見やすいかも。
 http://photozou.jp/photo/photo_only/1298953/71980232

環境放射能水準調査結果r3
環境放射能水準調査結果r3 posted by (C)jun-sky




やはり、一番気になるのは、14日以前の数値が公表されていないこと。

災害、地震、停電の影響で数値が得られていないのでは無く、数値が余りにも大きすぎて公表出来ないのでは無いだろうか??? 

変に深読みしても無意味か。。。


こういうグラフを書いていてふと思うのは、官房長官記者会見の際に米国が退避勧告範囲を50マイル80kmとしているのに対して、国が以下としていること。記者の質問には、オバマ大統領の言っている事は間違っているのですか?などという発言も確か有った。

実際には、このグラフの様に相当な遠方まで、準リアルタイム的にに影響が及んでいるのが事実であると捉えざるを得ないのでは無いだろうか。


オバマ大統領が間違っているんですか? など質問をしなくとも、公開されている数値を見て、自分で考えれば記者なら分かる事じゃ無いだろうか。


また、以下の会見で、ホウレン草、牛乳などの影響について基準値超えについて述べられている。

自分の健康は、自分で守るしか無く、自分の口に入るものは自分の手で口に運んで噛んで飲みこむのだから、一口一口さらに吟味せざるを得なくなってくる。

http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4560.html

http://www.kantei.go.jp/saigai/
原子力施設への影響に伴う避難について

福島第一原発について
東京電力(株)福島第一原子力発電所から半径20km圏内の住民の方は避難してください。
・半径20km以上、半径30km圏内の住民の方は外出しないで自宅や事務所など屋内退避するようにしてください。

福島第二原発について
東京電力(株)福島第二原子力発電所から半径10km圏内の住民の方は避難してください。
[ 更新: 3/16 11:00現在 ]

【NHKのサイトより】

http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/index_0316.html


福島第一原発4号機 炎見えなくなる
16日午前5時45分ごろ、福島第一原子力発電所4号機の原子炉がある建屋から炎が上がっているのを東京電力の社員が確認しましたが、30分後には炎が見えなくなったと東京電力が発表しました。
16日午前5時45分ごろ、福島第一原発4号機の原子炉がある建屋の4階、北西の角付近で炎が出ているのを東京電力の社員が見つけ、消防に通報しました。
およそ30分後の午前6時15分、数十メートル離れた場所から確認したところ、炎が見えなくなっていたということです。
現場は、15日午前中に火災があった場所とほぼ同じだということで、原子炉に水を送るポンプの回転数を調整する装置が置かれている場所だということです。
東京電力によりますと、現場は放射線の値が高く、近づけないということで、現在、外から状況を確認するとともに消火の方法などを検討していました。
けが人はいないということです。
4号機では、15日も午前9時半すぎに出火が確認され、東京電力ではその後、自然に消えたとしていましたが、出火の原因などは分かっていません。

3月16日 8:10更新


福島第一原発4号機の建屋で再び炎を確認
16日午前5時45分ごろ、福島第一原子力発電所4号機の原子炉がある建屋から炎が上がっているのを東京電力の社員が確認しました。
現場は、15日に火災があった場所とほぼ同じで、放射線の値が高く、近づけないということで、東京電力は、消防に通報するとともに、さらに情報の収集を進めています。
けが人はいないということです。
16日午前5時45分ごろ、福島第一原発4号機の原子炉がある建屋の4階、北西の角付近で炎が出ているのを東京電力の社員が見つけ、消防に通報しました。
現場は、15日午前中に火災があった場所とほぼ同じだということで、原子炉に水を送るポンプの回転数を調整する装置が置かれている場所だということです。
東京電力によりますと、現場は放射線の値が高く、近づけないということで、現在、外から状況を確認するとともに、消火の方法などを検討しています。
けが人はいないということです。
4号機では、16日も午前9時半すぎに出火が確認され、東京電力ではその後、自然に消えたとしていましたが、出火の原因などは分かっていません。

3月16日 7:40更新



【日本列島の放射線レベル】
 0.99ミリシーベルト/年
 http://www.jnfl.co.jp/monitoring/kaisetsu/spatial-nGyh.html


【 福島原発放射能を理解する 物理と工学からの見地 】
   カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB) 物理学科
   【日本語】
    http://ribf.riken.jp/~koji/monreal.pdf
   【オリジナル】
    http://online.itp.ucsb.edu/online/plecture/bmonreal11/


 ◆P13 教訓:数ミリシーベルト(mSv)の被曝は全く心配する必要はない
 (しかしmSv/時を長時間蓄積するのは良くない)


    Natural backgroundsvary; 1.5 - 7 mSv/y
    Ben Monreal, UCSB Physics 3/11 “Chernobyl Record” R.F. Mould, IOP 2000
    放射線量:計算の初歩私たちは、常に自然界の放射線を浴びている。
     人体内の天然カリウム40から~ 0.2ミリシーベルト/年
     空気中の天然ラドン222から~ 1ミリシーベルト/年
     コロラド州デンバーに引越す→~ 1ミリシーベルト/年を追加
     航空機の客室乗務員なら→~ 数ミリシーベルト/年を追加

 ◆P16 5000ミリシーベルト= 致死量ですから、
  毎時400mSvの所に5000/400=12時間いれば生命の危険があります。

 ◆P18 放射線量と危険度は比例するか
  低量被曝の場合可能性はあるが、低量被曝のによる危険性の増加が
  検証できないためよくわからない。
  (チェルノブイリの場所:100ミリシーベルト甲状腺がん

 ◆P31 火災発生の場合 粉塵中に
 ( 表は省略 )

現場で対応する人にとって最も危険。
天候によっては、粉塵が拡散される
チェルノブイリの危険な汚染物質は60Km飛散した。)

• 粉塵内の放射性物質が屋内退避の理由。道路にある粉塵では
被曝しない。衣類についた粉塵が被曝の原因。

• 粉塵は道路や建物から除去可能。農業漁業従事者は
汚染が取り除かれるまで生産できない。
(汚染土壌の上部10cm を取り除く方法がある。)

                                                                                          • -

放射線それ自体、Cs137ならγ線γ線については以下に載っていた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0137

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%9E%E7%B7%9A
ガンマ線(ガンマせん、γ線、英: Gamma-ray)は、放射線の一種。
その実体は、波長がおよそ10pmよりも短い電磁波である。

他の放射線との比較
 ヘリウム4の原子核であるアルファ粒子は一枚の紙すら通過できず、
 ベータ線の実態である電子では1cmのプラスチック板で十分遮蔽できるが、
 電磁波であるガンマ線では10cmの鉛板が必要となる。

 アルファ粒子・ベータ粒子と比べると透過能力は高いが、電離作用は弱く、
 放射線荷重係数が小さい。
 
 ガンマ線の遮蔽には鉛、鉄、コンクリートなどが使われる。遮蔽能力が
 最も高いのは鉛だが、それでも遮蔽には約10cmの厚さを要する。
 ガンマ線は飛程が長い上、電荷を持たないので電磁気力を使って方向を
 変えられないため、ガンマ線からの防護は他の放射線と比較して難しい。

 また、ガンマ線の持つ電離作用により、DNAを傷つけることによる発がん作用などがある。
 致死線量は6グレイ前後である。


この6グレイという数値の根拠は分からないが、試しに、6グレイ/時間をmSv/時間に変換すると、

 http://www.nap.st/script/jp/radiation.cgi
 6 Gy/時間 = 4800 mSv/時間

4800msv/時間 という数字が表示される。