☆ 歩数計の回路と今後の進化♪。。。 080302 ☆

今日は、休息日として、ウォーキングは控えました。

一昨日より、自分が使っているのは、TANITAのFB−721がフリーズするので原因究明することにした。自分は、一応エンジニアだから、簡易的なテスター(電圧や電流を測る機械)を持っており、試しに電池の電圧を測る事にした。


まず、FB−721に入っていた電池の電圧は2.5Vだった。そして、もう一つ、昨年夏にすのこの上にポケットから落として液晶が壊れた某O社の歩数計に入っていた電池の電圧は2.7V。FB−721にそれそれの電池を入れて、バックライト表示をしたら、以下となった。


 2.5V ⇒ フリーズ

 2.7V ⇒ 電池切れ表示がちゃんと出て、フリーズはしなかった。(以下の写真です。)

        


仕方が無いので、新品電池を買って、電圧は3.22Vだったがに入れ換えると表示が正常となり、バックライトをつけてもフリーズしなくなった。しばし様子を見てみないとどうなるか分からない気もするが。。。


さらに、某O社の歩数計は、いずれの電池でも、正常に動作した。液晶が壊れているので、一部の文字が出ないが。。。想像するに、TANITAの歩数計と 某O社の歩数計の電子回路は、電子回路の構成が違うようだ。

考えられるのは、

 ・回路のC−MOSの動作電圧が違う。

 ・電池の電圧を変換後に回路で使用。

のいずれかだと思う。もしかして、TANITAの歩数計は、2.7Vを切ると安定して正常動作しなくなるような回路構成になっているのでは無いだろうか。

CMOSには、電源電圧範囲が3V以上のものと、2〜6Vの物が有る様なので、TANITAは前者のもの、某O社のものは後者の2Vで動作するを選定しているなど??? あるいは、TANITAのものはコンパクトなので、電池の電圧を回路が動作する範囲に昇圧してから使う回路が実は入ってなくて、そのため、電池の電圧が低下したら正常に回路が動作しなくなったのか??

いずれにしても、2.7Vの電圧の電池を入れると電池切れ表示がなされるのに、今回は電池切れ表示が一回も出ずに、ある日突然バックライトを点けた途端にフリーズしてしまうなら、それは製品としてどうかと思う(取扱説明書には書かれていないので仕様では無く、不具合あるいは未確認の症状だと思う)。

なぜって、私みたいに、電池の電圧を測って、入れ換えて見て自分で想像・解析・納得する人は殆どおらず、殆どの人はフリーズした万歩計を前にして、リセットスイッチを押しても変化が無くて混乱して、始めたばかりなのにウォーキングが嫌になって止めてしまう人さえいるのでは無いかと想像します。いや、こんなに短期間で集中して歩く人は稀だから、自分のような現象に合う人もたまたま稀なのかも知れないが。。。


ウォーキングをはじめてから、ちゃんと測れない機種(2軸 あるいは 3軸のセンサーが入っていない物)が殆どで、直ぐ壊れたり、よっぽど頑張ってデータを書き留めないと管理出来ないことに疑問を感じて来ました。タニタには、『からだカルテ』という物が有って、自動的に(?)データ管理出来るようです。有料の様ですが。

いずれにしても、歩数計それ自体は携帯して歩かなければならない。自分は、ウォーキングする時には携帯電話を持っているので、なぜ歩数計の機能を携帯電話の中に構築してくれないのか甚だ疑問を感じます。

方法としては、歩数計のセンサーとカウント回路を携帯の中に物理的に組み込む方法と、携帯電話自体元々GPS機能が有るので、その位置変化を管理する事で歩数計を実現する方法の二種が考え得ると思う。そうすれば、歩数計という物を新たに一つ、必ず肌身離さず持ち歩くのではなく、携帯のある機種を選択するかオプションのアプリ等の歩数計機能をダウンロードしてバックグラウンドで動作させることで、歩数管理・消費カロリー・歩行時間・歩行距離等を自動で記録・管理出来る。

そうしてくれたら、携帯自体の電力消費は若干増えることにはなるが、ボタン電池の電圧が低下して訳の分からない現象で混乱する様な事態は起きなくなる(そうなる前に、携帯が停止するから)。

そうすれば、パソコンが無くても、毎日データをノートに書きとめてPCでエクセルで管理するなどしなくても、携帯から自動 あるいは ユーザーの操作でサーバーにデータをアップロードしたりすれば良いのでは無いか。体重計のデータも、パソコンに取り込まずとも、携帯に取り込んで管理したり、携帯経由でサーバーにアップロード出来れば、ほぼ万人に使える機能となるので、日本人のクオリティオブライフの向上に著しく貢献出来ると思うのだが。。。この事は、タニタにも、auにも、2回づつぐらい、もちろんただの一人のユーザーとして申し入れたが、全くその様な機能が実現されるという情報が無い。(まじめに申し入れているのだが、単なるクレーマーの一人としか受け止めて貰えなかったのか。。。)

電圧低下してフリーズすることは別として、携帯電話も歩数計も、それぞれの単機能では多分完成されているのでしょう。確かに、携帯電話のカメラの画素が増えることは確かに凄いとは思う。また、ワンセグ・FMラジオの機能が有って、防水もあるとなかなか嬉しい。それに、フル着歌の機能が有って、お気に入りの曲で目覚ましを掛けられるのも確かに嬉しい。 ただ、防水機能の効果は別として、それぞれの高機能は、購入直後には比較的多用するが、しばらく経つとワンセグ等も含めて使わなくなる。

そこまで来たのだが、あとは、中年以降のユーザーの生活の質向上に役に立つ機能を提供していく事に注力していくべきでは無いのだろうか。 ワンセグまで携帯に詰め込めるのだから、歩数計の機能を携帯に詰め込むのは、簡単では無いとしても、各社の技術力からしてそんなにハードル高くは無いのでは無いか。


今日も、ま色々、とても良い一日でした。