様々な形で。。。

今日は、帰宅する時間帯には結構寒かった。

寒かったとはいっても、瞬間だけ大気中の水分が凍りつき舞っていた瞬間が確かに有った程度。



帰宅途中、コンビニ、ローソンによる。
本の棚を見て、飲み物の冷蔵庫を見て、弁当の棚を物色。
レジで代金を支払う。
支払いとは別に、お釣りを待っている間に募金。



昨日スーパーに行った時、レジ通過後に、募金箱。
結構、お札も入っている。自分はとりあえず、小銭は全部募金。

テレビを見ていると、駅構内の募金箱にお札を入れている人が多かった。



陛下が、以下の様に仰っている。

『…私たち皆が、様々な形で少しでも多く分かち合って
  いくことが大切であろうと思います。』

とりあえず、自分も、続く間は極力大きい方で募金を続けよう。

ローソンも、募金受付は来週一杯とか言わずに、当分ずっと赤十字がもう良いって言い出すぐらいまで続けてても良いんじゃなかろうか。。。

当面、自室でも、車でも暖房はOFF。ウールを重ね着して、ダウンを着て、運転時も薄手の手袋していれば、快適と言ったら嘘になるけど、苦痛ではない。



■ミリシーベルトマイクロシーベルト、管理区域…

ニュースでの説明、専門家の方の説明でもそうですし、以下のサイトなどを見ても全然問題ないという論調をよく耳にします。


http://www.nirs.go.jp/index.shtml

http://www.nirs.go.jp/hibaku/qa/02_01.htm

『日本の場合、医療で受ける放射線の量は、国民一人当たりにすると年間で平均約2.4ミリシーベルト近くになっています。』


根拠は無いのですが、全く詳しくは無いのですが、直感的に違和感を感じます。 案外、私が違和感を感じる時は、けっこう当ってしまうなと自分では思っています。


もうだいぶ以前、もう10年以上前に、現場に新しい電磁気を活用したセンサーを増設したことで、それ以前に使っていた放射線を使ったセンサーが不要となり、センサーに含まれていたシャッター付きの鉛の容器に格納されていた、ステンレス製の密封容器にセシウム(Cs)137を封入した放射線源が不要となった時に、それを処分する担当になりました。



その放射線源の容量が、記憶が曖昧ですが、Cs137で、漏洩線量当量が購入時のスペックで1.37マイクロシーベルト/Hr(単位は[μSv/Hr])だったかと記憶しています。マイクロはμなので、10の6乗分の1。シーベルトのSI単位は[Sv]、ミリシーベルト[mSv]では0.00137mSv、mもμも付けなければ、0.00000137Sv/Hr。



当時所属では、複数の放射線源を用いていて、その要らなくなった放射線源を廃棄するにあたっては、当時で科学技術庁、その後、現在の文部科学省に申請して、審査官のチェックを受けて、長官の承認を頂かないと線源を動かして廃棄することが出来なかった。放射線源およびその使用範囲は、放射線管理区域として区画し、漏洩線量を定期的に測定しかんりするとともに、その区域内に容易に人がはいれないようにきっちり区画して、その中に入ったり・近接したりする場合は被爆量を測定するバッチを点けて健康診断を別途受診することになっていました。(たしか、移動するだけでも、『 放射性同位元素の許可使用に関わる軽微な変更 』という法律で厳しく管理されていた。 )



その申請資料たるや、30ページぐらいに渡る克明な資料を添えて、資料はカラフルな色塗りを行って、審査官の方の心証を損ねない様に会社の窓口部門の者が事前にヒアリングに伺ったり、ほぼ一月分ぐらいどっぷり注力しないといけない感じでした。

さらに、放射性同位元素の廃棄処分を科学技術庁に承認されていたのが唯一、アイソトープ協会だけなので、その処理費用約30万円と協会までの専用車での運搬費用15万円?とか結構お金と、その段取りの手間もさらに掛っていました。



当時の私の印象としては、すごく酷い目に遭った印象で、二度と放射性同位元素に関する仕事に関わりたくないなぁという感じでした。それが、1.37μSv/Hrの線源の廃棄の仕事でした。


そういう容量の線源に関しても、その様に大変なのだから、mSvとか言われると、その1000倍もの数値なので、とてつもなくでかい容量に聞えていました。

そもそも、1.37μSv/Hrの線源は金属の容器の中に入っている金属の厚みとかの数値を得るためのセンサーに使っていたもので、要するに数十cmの厚みの金属を放射線が適度に透過するぐらいの強い容量だと理解すべきだと思います。


現在起きている原子炉の災害とその復旧の過程にある放射線の漏洩量のマップなどを見ると、数μSv/Hrの数値での分布が見られます。それはどういう漏洩かと言うと、生産現場放射線源を用いて金属の厚みを測っている、人が中に入れないように厳密に区画して、厳しく管理された『管理区域内の中心部付近』の数値に相当するということです。


単なる私の理解不足で、杞憂に過ぎなければ良いのですが。。。